微熱や掻痒感のある性病について

性病は、性行為によってパートナーから感染してしまうおそれのある病気全般のことを指していますので、さまざまな種類がみられます。かつては花柳界で感染が広まる梅毒や淋病のようなものが注目されていましたが、実はこれだけにとどまらないものですので、最近では性病といわずに性感染症という用語を使って、その幅広さを表現する場合もあります。性病のなかでも多い症状としては、陰部の掻痒感がまず挙げられますが、場合によっては全身的な症状としての微熱などをともなうこともあるものです。 たとえば、性器クラミジア感染症は、名前の通りクラミジアという種類に属する微生物が感染したことが原因となっておきる病気であり、男性の場合は特に尿道の掻痒感や軽い痛み、あるいは排尿時に分泌物が出るといった症状が特徴となります。女性の場合にはあまり自覚症状がない場合もありますが、おりものの増加や不正出血などをともなうことがあります。放置してしまうと子宮頚管炎や卵管炎といった、さらに重大な病気に発展することがありますので、やはり自覚症状があまりないからといって放置はせず、抗生物質の処方を受けてきちんと治療することがたいせつです。 また、淋菌感染症は、淋菌という細菌のなかでも特殊な構造のある微生物が原因となっているもので、やはり男性に多く、陰部のかゆみ、特に排尿時の激痛、発熱といったものが症状としてあらわれます。こちらも淋菌が適応菌種に含まれているような抗生物質で治療をすることになりますが、いわゆる経口タイプの口から飲むような錠剤ではなくて、同じ抗生物質でも病院での静脈注射によって体内に注入するといった、さらに効果の高い方法で治療をすることもあります。

性病のクラミジアは船橋の耳鼻咽喉科で受診

性病の中でも特に認知度が高いクラミジアは、喉に感染する恐れがあります。 喉に性病のクラミジアが感染した場合のことを咽頭クラミジアと呼びます。 口を用いた行為において感染する危険性が最も高いです。 軽い口づけ程度であれば問題無いものの、粘膜が接触するような場合は危険性が高まります。 性病なので口同士で感染するということに理解が得られない場合が多いものの、発症するという実情を踏まえて対応することが求められます。 一方、ペットボトルなどの回し飲みにより発症するということはありません。 性病のクラミジアが生じると、喉が腫れるということをはじめ発熱や首が腫れ、耳の圧迫感を覚えます。 しかし、各々の変化が重くなるということはなく軽いものが多いです。 そのため、風邪のひきはじめと誤認してしまう可能性もあるほどです。 ところが、悪化すると膿が確認できるようになり明らかに一般的な事案とは異なるということに気付きます。 変化に気付いたらすぐに船橋の耳鼻咽喉科を受診することが求められます。 上述したように風邪と酷似しており、素人目では見分けが付きにくいため自然治癒を行おうとする場合が多いものの放置するほど症状は悪化していくため身に覚えがあって変化が起きた場合には早急に船橋の耳鼻咽喉科に行くことが大切です。 こうした性病に船橋の耳鼻咽喉科が適しているのは、その実績と技術力にあります。 粘膜に変化が生じてしまうため、誤った方法や強すぎる処置方法を行ってしまうと逆効果になったり持病として残ってしまう恐れがあるのです。 耳鼻咽喉科における検査は、綿棒を使用する方法やうがいした液体を検査する二通りがあります。 どちらも精度が高いものの、うがいの方が若干精度が高いという報告もあります。

抵抗力を上げることでセルフで治せる性病

一般的に性病は症状の悪化や感染の拡大を防ぐために、病院でしっかりと治療する必要があります。しかし抵抗力を上げることで薬を使わず、セルフで治すことができる性病もあります。それがクラミジアで、日本には100万人ほどの感染者がいます。しかし自覚症状が少なく、感染者の多くは病院での治療を受けていません。クラミジアを放置すれば女性は子宮、男性は前立腺などに症状が進行しますが、全員が悪化するわけではありません。アメリカのあるレポートでは、クラミジアに感染した人の45%は1年間で自然に治り、4年間では95%の人が治ります。クラミジアの病原体は弱いため、抵抗力が下がっていなければ感染しにくいとも言われます。パートナーにうつす心配がない人で、病院に行くのが恥ずかしい場合は抵抗力を上げる努力をして自然治癒を目指します。抵抗力を上げるには、毎日必ずぐっすり眠ります。睡眠不足は体の不調の原因となるので、6~8時間は睡眠の時間にあてます。午後10時からは免疫機能に関係するリンパ球が大量に作られるので、午後10時になったら横になる習慣を作ると良いです。また抵抗力を高めるには、善玉菌を増やして腸内環境を整えることも重要です。消化や吸収の効率が良くなれば、食べ物から摂取した栄養によって基礎体力が身につきます。ヨーグルトに含まれている乳酸菌は善玉菌のエサとなり、カルシウムやタンパク質など栄養が豊富なので、朝食や食後のデザートにおすすめです。食事は1日3食が基本で、ビタミンやミネラルもしっかり摂れるように、加工食品やインスタント食品ばかり食べないようにします。緑黄色野菜に含まれるビタミンAは、粘膜を強化するので抵抗力アップに欠かせません。

再発しやすい性器ヘルペスの前触れと症状

性器ヘルペスの罹患率は、女性の方が男性より多く、女性のピークは20歳から30歳代となっていて、女性の性病の中ではクラミジアについで多く見られます。 原因は単純ヘルペスII型が多く、最近はオーラルセックスによって、口唇ヘルペスをおこす単純ヘルペスI型によるものも増えています。 性器ヘルペスに感染していても症状が出ない不顕性感染の人がいるため自覚症状がなく、知らない内に感染させてしまう事もあります。 一度性器ヘルペスに感染してしまうと体内からウイルスを排除できず、神経節にウイルスは潜伏してしまいます。 しかし疲労や病気やステロイド剤などの投薬時など、免疫力が低下した時に活性化して再発を繰り返してしまいます。 中には生理の度に再発を繰り返す人もいるため、精神的な苦痛を感じる事も多くあります。 性器ヘルペスの潜伏期は1から2週間程で、前触れとしては性器周辺部の不快感を感じる事が多いです。 その後性器や肛門周辺に水泡ができ、潰れて潰瘍ができます。 その後潰瘍がかさぶたとなり治ります。 中には足の付け根のリンパ節が腫れたり、発熱、激痛となる事もあります。 再発の場合は初回よりも症状は軽くなり、前触れとして性器周辺の不快感を感じ、水泡や潰瘍ができますが、リンパ節の腫れや発熱は通常見られなくなります。 完治は出来ない性病ヘルペスですが、治療をしないと水泡の中のウイルスで感染を広げてしまう危険性が高くなりますので、前触れの症状が出た時点で、医療機関にかかる事が大切です。 また、年に何回も繰り返す場合には、症状がない時から飲み続ける薬を処方してくれる医療機関もあります。 性器ヘルペスが産道に存在すると、出産時に赤ちゃんが感染してしまう危険があります。 感染すると全身ヘルペス症や脳症の危険があり、後遺症や最悪の場合は死亡の原因となってしまうため、帝王切開が考慮されます。

エイズの感染経路・バルトレックス使用で再発防止

エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)によって感染する病気です。HIVに感染すると、免疫細胞として働いている細胞を侵していき、最終的には免疫力がなくなり、通常ではかからないような病気に感染して弱っていきます。 この状態をエイズと言います。 HIVの感染経路は、血液です。通常の生活では感染することはありません。しかし、性行為などで精液を分泌したり、微細な傷が接触して感染する危険性があります。 確率としては、1回の性行為で0.1~1%と言われています。ただし、1回の性行為で発症した例もあるので、予防のためにはコンドームをつけたほうが良いです。 HIVは、妊娠中や出産後の母親から胎児に感染することもあります。母子感染と言われるもので、妊娠前に母親の感染がわかっている場合には、妊娠~出産後にかけて治療と予防を行うことで、母子感染の確率を下げることが可能と言われています。 感染経路が血液を介してということは、性行為をしていなくても、傷口から傷口へと感染してしまう危険性もあるということです。感染経路は性交渉だけではないということを理解しておきましょう。 エイズはSTD(性行為感染症)のなかでは最も怖い病気と言われていますが、他にもSTDの種類はあります。皮膚の疾患としてあらわれるのは、性器ヘルペスです。これも性行為によって感染します。 ヘルペスウィルスに感染してしまうと、完全にウィルスを退治させることは、今のところ不可能です。一般的な治療では、再発抑制療法というバルトレックスなどの抗ウィルス薬を使った方法が行われます。バルトレックスはウィルスの増殖を防いで再発のリスクを軽減させることが出来ます。バルトレックスは婦人科、泌尿器科、皮膚科、性病科、などで処方してもらえます。